2026.06.22

Space Climate Symposium 10


2026年6月9日から12日にかけて、フィンランド・オーランド諸島で開催されたSpace Climate 10 Symposiumに、太陽地球環境史グループの早川助教、激甚災害と年代測定グループの三宅准教授、ISEEのMonterde-Andrade博士とともに参加しました。Space Climate Symposiumは、太陽―地球系の関係に関わる多様な分野の研究者が集う国際会議です。本会議では、現在および過去の宇宙気候学研究に関する数多くの発表が行われ、私たちのグループが進めている歴史時代の太陽嵐に関する研究とも密接に関連する内容が多く含まれていました。今後、複数の研究グループとの共同研究につながる可能性があると期待しています。
6月12日には、私自身の研究発表を行いました。発表では、古いながらも現在なお広く利用されている磁気圏モデルについて再検討した結果を報告しました。私は、このモデルの現行実装にいくつかの顕著な問題点が存在することを明らかにし、それらを修正するとともに、歴史時代の超巨大地磁気嵐にも適用できるよう改良を行いました。発表は好評で、多くの参加者が発表後に議論を希望し、今後の研究に向けた有益な提案や助言をいただきました。

 

太陽地球環境史グループ
Nicholas Larsen