2025.09.29

2025年度日本地球化学会第72回年会にて、本学際ハブの紹介を行いました。


 

 1.日本地球化学会での学際ハブTranSEHAの取組の紹介

2025年9月16日(火)~19日(金)に、東北大学・川内北キャンパスにて開催された「2025年度日本地球化学会第72回年会」において、超学際ネットワーク形成推進室の森康則学術主任専門職、室長の南雅代教授、宇宙地球環境研究所長の塩川和夫教授の連名で「名古屋大学宇宙地球環境研究所が目指す超学際ネットワーク形成と地球化学」というタイトルでポスター発表を行い、本学際ハブTranSEHAの取組の紹介を行いました。

同学会では、遺跡から発掘された文化財などを年代測定などの地球化学分析によって明らかにするなど、学際領域への展開を目指した研究も報告されています。その中で、当推進室の超学際ネットワーク形成の一連の取組に関する発表を通じて、情報発信だけでなく、学会参加者との活発な交流を図ることができました。

2.東北大学金属材料研究所 新知創造学際領域形成推進室との意見交換
2025年9月19日(金)に、南雅代教授、森康則学術主任専門職が東北大学金属材料研究所(於:東北大学・片平キャンパス)の新知創造学際領域形成推進室を訪問しました。

同研究所は、令和5年度に文部科学省共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブプログラム」に採択され、現在「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成」を進めています。

具体的には、人類の歴史・文化を探究する人文科学と金属材料研究所の材料科学が、共同で実施する学際領域研究を通じて、新たな材料・物質観を共有した新しい学術知の創造(新知創造)を目指すという先進的な取組を進めています。

東北大学学術資源研究公開センター・東北大学総合学術博物館の藤澤敦教授、新知創造学際領域形成推進室副室長の三河内彰子特任准教授らとのミーティングを通じて、学際領域の展開にあたっての重要点や課題などについて意見交換、情報共有を図りました。