日本文化財科学会第42回大会にて、学際ハブTranSEHA関連の二つのワーキンググループを行いました。
2025年7月5日(土)、九州大学伊都キャンパスで開催された日本文化財科学会第42回大会にて、本学際ハブTranSEHAに関連する2つのワーキンググループを開催いたしました。
WG-2 「地球科学的手法による文化財科学への貢献」
企画者:畠山唯達、下岡順直、小畑直也、足立達朗、三阪一徳、北原 優、加藤千恵
文化財科学の領域においては、多様な地球学的手法が利用されており、両分野にまたがって研究を行う研究者も少なくありません。本WGは、古地磁気・ルミネッセンス・鉱物学等の手法を専門とする研究者が、分野横断的な連携を構築することを目的として開催されました。会の最後には、学際ハブ「考古地磁気グループ」の研究目的および活動内容についての紹介が行われました。
WG-3「学際ハブ「超学際ネットワーク」激甚災害と年代測定グループ」
企画者:箱崎真隆、坂本 稔、南 雅代
「激甚災害と年代測定グループ」では、炭素14スパイクマッチ法および酸素同位体比年輪年代法を用いて、文化財、激甚災害、太陽フレア等に高精度・高確度な年代を付
与する研究を推進しています。本WGでは、まず南より学際ハブの全体の目的および趣旨の説明が行われ、その後、箱崎および平峰からこれまでの成果と今後の展開についての紹介がなされました。
下線は、学際ハブTranSEHAメンバー