2025年度第一回若手セミナー

 

第1回TranSEHA若手セミナーを名古屋大学宇宙地球環境研究所にて開催いたしました。


 

 2025年7月9日(水)、名古屋大学 研究所共同館Ⅱ221号室にて、第1回TranSEHA若手セミナーを開催しました。

本セミナーは、超学際ネットワーク形成の若手メンバーが、連携する各分野の研究内容・テーマ・方向性・課題などを、共同研究が可能なレベルまで相互に理解し、共同で問題設定ができるようになることを目的としています。

第1回となる今回は、「炭素14」をテーマに掲げ、炭素14研究を進める上で基盤となる原理や測定法、炭素14キャリブレーションおよび樹木年輪の炭素14研究に関する講義、さらに酸素同位体の原理と測定法に関する講義が行われました。若手メンバーによる研究紹介も行われました。

分野外ならではの鋭い質問が飛び交い、今後の超学際ネットワーク形成に向けた、有意義な学びの機会となりました。

第2回は、10月14日から17日にかけて、岡山理科大学にて「考古地磁気」をテーマに開催予定です。

 1. PD、RAの研究紹介
   矢倉 昌也¹、小島 敦²、谷口 英駿¹、北原 優³、高橋 寛宇³、平峰 玲緒奈⁴、篠崎 鉄哉⁵、En-bi CHOI1(発表順)による研究紹介

(1.名古屋大学宇宙地球環境研究所、2.名古屋大学デジタル人文社会科学研究推進センター、3.九州大学アジア埋蔵文化財研究センター、4.国立歴史民俗博物館、5.東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)

  

2.樹木年輪の¹⁴Cから探る過去の太陽活動
  三宅 芙沙(名古屋大学宇宙地球環境研究所)による講義
  

3.δ¹⁸Oの原理、樹木年輪のδ¹⁸O測定法
  佐野 雅規(国⽴歴史⺠俗博物館)による講義

4.¹⁴Cの原理、試料調製法、¹⁴C測定法
  南 雅代(名古屋大学宇宙地球環境研究所)による講義

 

5.¹⁴Cキャリブレーションについて
  坂本 稔(国立歴史民俗博物館)による講義

 

6.議論

 

7.融合研究の打ち合わせ